ミツバチのような私
あなたの価値観に全く合わないかもしれない偉大な話。
ここから先は、マンネリ化した日々を揺さぶられたい変態だけが、読み進めてオッケー!
万が一、読んだら感想よろしく。
では、ここから。
出前館という今や時価総額1200億円の会社の創業者である花蜜さんという偉大な人がいる。
紆余曲折があって、4年前に資産の全てを失い
(このストーリーがまた秀逸すぎるので、これはこれで伝えたい)
完璧に濡れ衣というか、法律のあっち側の無理やりな解釈で、東京地検に訴えられてる人がいる。
30億相当の株も失い、70万の家賃のマンションから、突如住む家を失い知り合いの貸し会議室の倉庫に寝泊まりすることになるジェットコースターな日々。
ただ、人徳があり、不当な訴えを退けろとばかりに、花蜜弁護団が結成され、裁判がスタートする。
絶対に勝てると言われた、一審、二審とまさかのボロ負け。
いよいよ、これから最高裁判所へと舞台をうつす予定だが、最高裁判所は申し出ても99.99%は開かれずに、棄却されるのが通例。
つまり、もう既にほぼ負けが確定してる。
負ければ、パクられるのが確定してしまい400日の労役が待ってる。
早ければ、Xデーは9月だ。
ちなみに、2000万の保釈金を払えば、パクられずに済むのだが、当然、そんなお金は無い。
というか、その気になれば絶対に、2000万を用意できると思うけど、そこには、全く関心を示さない。
そんな、はたからみたら、人生最大の危機が訪れてるように見えるのだが、その最中、花蜜さんが人生を賭けるに値すると考えたもの。
それは
世界平和。
世界平和!
、、、
いや、マジで世界平和。
私はシンプルに疑問に思い、質問してみた。
世界平和とか言ってる前に、自分平和じゃねーすか?
と。
身の安全じゃないですか?
と。
返ってきた答えは、
全く自分の意思でコントロールできないままに、進む四年前からの激動の日々の最中、生きる希望も見出せないなか、自分が命を使うに値する希望の光に思えたもの。
それが唯一、世界平和だった、と。
自分の身の無事より、世界平和。
こんな生き方を私は偉大だったと思うし、嫉妬する。
だって俺は怖いもの。
俺も全部、手放して自分の信じる偉大なことのためだけに人生を使えたらいいな、と思う。
でも、自分の身を守ること、つまりお金を稼ぐことを手放してしまうと、ローンも払えなくなり、やはり住所不定になると思うし、飯もくえない日がやってきたり、ささやかな遊びさえもできなくなる、と思ってる。
小さい頃、岡山で貧しかったあのときのように、苦渋の日々がくると思ってる。
人が周りからいなくなる、とさえ思ってる。
そして、稼がねば大変なことになる、という小さい頃に決めた、頑なな思い込みの向こう側で生きたいとも思ってる。
だから、一年前、競争の舞台から降りることを選択し、稼ぐことを手放してみた。
が、やはり、起業したらしたで、しっかり稼がないとなと思い、いつのまにか、稼ぐという前提のレースにエントリーして、頑張ってることに気づく。
生きてるのか、生かされてるのか分からない。
稼ぐことから逃げてはいけないと思うが、逃げてはいけない、ということそのものが思い込みで、人生をとっても不自由にしていると思う。
いろいろなことを並べ立ててきたが、そろそろ決断の時だ。
もともと何もなかったんだから、やりたいようにやれば、と友人に言われハッとした。
私の出家のXデーは近い。
そんな花蜜さんを招いて8/4の土曜に対談イベントをやるよ。